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2017年09月19日作成
就業規則
「就業規則について」
就業規則が整備されていますか?
就業規則は、会社のルールブックです。企業が、職場のルールを定め、労務トラブルから会社を守るためには、まず就業規則を整備する必要があります。下記のような就業規則は、会社の足を引っ張ります。労務トラブルから会社を守りトラブルになっても速やかに解決するためには、就業規則を整備し有効に活用することが大切です。
- ・就業規則が古いままで法律改正が反映されていない。
- ・従業員が職場でインターネットを私的に利用している。
- ・有期雇用従業員に有給休暇を付与していない。
- ・パートと正社員は同一労働であるが処遇面で大きな格差がある。
- ・メンタルヘルスに対応できる休職事由がない。
- ・復職の判断基準があいまいで仕方なく主治医の判断を優先している。
就業規則策定に当たっての留意点
近年、従業員の権利意識が強くなり、未払い残業代や退職をめぐるトラブルをめぐって会社と争うケースが増加しています。また、従業員がメンタル面で適応できない事例も急増していますが、会社がそれに十分対応できていない例も目立ちます。就業規則の改定は、法律改正のときだけでなく、会社や労使を取り巻く環境の変化に対応できるよう、タイムリーに改定することが重要です。改定に当たっては、根拠となる法令、通達または裁判例を参考にしながら「会社を守る」視点を重視します。
モデル就業規則の是非
インターネット上で「〇〇社員モデル就業規則」「〇△に関する規定例」が出回っています。そのような規定例は、必ずしも中小企業の視点で 作成されているわけではありません。このような規定を流用したり、自己流にアレンジすることは非常に危険です。「トラブルから会社を守る」視点で 作られた就業規則は、いざという時に大切なツールになるはずです。
貴社に最適な就業規則を作成
就業規則を改定したいが、何から手を付けていいかわからないという経営者は多いと思います。社会保険労務士は、人事労務の専門家です。労働関係法に精通し、日常の労務相談を通じて培ったさまざまな経験の蓄積をもとに、貴社に最適な就業規則を提案することができます。